ホスホス独占企画 No.82579 | ホストクラブ紹介・ホスト求人サイト ホスホス

ホスホス独占企画
独占企画
2020年10月23日(金)
誰の中にも可能性はある~啓吾取締役独占インタビュー~
群雄割拠のgroupdandyで上半期売上1位を獲得し、その名を一気に轟かせた啓吾取締役。
今まで多くは語られていなかった彼のホストとしての生き方、目指す場所はどこなのだろうか。

PN/キノコ
歌舞伎町ホストクラブ
東京都新宿区歌舞伎町2-23-1 風林会館6F
TEL:03-5285-0777
ギャラリー
啓吾取締役独占インタビュー
―誰の中にも可能性はある―
今回は歌舞伎町『CANDY』の啓吾取締役へ独占インタビュー。
2020年上半期売上ナンバ-1を勝ち取り、8月時点で1億円突破という破竹の勢いの人気プレイヤーである。
数多くのライバルがいるgroupdandyの中で、いかにして栄光を掴んだのか。胸の内を語ってもらった。


▼ホスト「啓吾」のこれまで▼

ホストになろうと思ったきっかけは「女の子への苦手意識を克服するため」でした。
学生時代にずっと野球をやっていて男社会にいたんですよ。それで必然的に女の子と接する機会が無かったんです。
大学生の時に「このままじゃダメだ!」と思って水商売を選択しました。
当時から僕の中で「水商売=究極の接客業」ってイメージがあったんです。この世界に入れば、「自分が苦手と思う事を克服して、人間力を高められる」と思って進んだんです。
最初はショットバーの店員からスタートして、そこで出会ったホストクラブ関係者の方に誘われて体入に行ったんです。そこからが僕のホスト人生のスタートですね。

啓吾取締役はホストスタート時から現在に至るまでグループダンディに在籍。
池袋「TOP DANDY I-G」→歌舞伎町「TOP DANDY I-OS」→歌舞伎町「CANDY」という流れで約6年間ホストとして数々の経験を積んできたという。


今思い返しても池袋のお店でお世話になった方々にホストのイロハを叩き込んでもらったと感謝でいっぱいです。
完全に未経験の「真っ新な状態」でこの業界に入りましたが、ずっと体育会系の環境にいたので厳しさには耐性があったのかも。
関わってきた方々に水商売のみに限定されない「人としての在り方」とか「人々への感謝の気持ち」を学びました。

昔は今以上にホストクラブは世間からグレーな世界のイメージが強く、自分自身当時を振りかえると少し後ろめたさを感じてホストをやってたんです。
親に「ホストやってるんだ」ってなかなか言い出せなくて、悩んだ時期もありました。
池袋時代の社長の「人に誇れる仕事と自分自身が思っていないなら、働く資格はないぞ」の一言でこの仕事への価値観を変えてもらました。
ここから改めて「ホストとして全力でやっていこう」って決心したことが、今の僕に繋がってますね。




▼GD上半期No1の座に立つまで▼

色んな人達に「いつから1位狙ってたんですか?」って聞かれるんですけど、最初は全くランキングは意識して無かったんですよね。
シンプルに「目の前のお客様達に真摯に応えよう」っていう気持ちだけです。
その後段々時間が経つに連れて、グループのランキングに入るようになってきたのを見て途中から「これはやるしかない」と意識を切り替えました。
でも変わったのは僕個人の意識だけで、ホストとしてのスタイルは変えませんでしたけどね。
「当たり前のことを継続してやっていく」これだけなんですよ。そこに日頃から支えてくれるお客様達が着いてきてくれたんです。
「啓吾君が頑張っているから私も頑張れる」そんな嬉しい言葉を言ってくれるお客様達ばかりで、感謝で一杯です。

「新型コロナ」が無かったらと考えると、僕が1位になっていたかどうかは正直分からないです。グルダンには僕よりすごい人達が沢山いますしね(笑)。
そんな状況でも向上心が失われなかったのはこの「CANDY」って場所に居たから。ここは本当に強者揃いで、いい意味で「緊張感が保たれるお店」だと思います。
去年伝説を作ったきらおさんが代表としてみんなを引っ張ってくれてますし、とにかく全員で「CANDYを日本一の店にしような」と切磋琢磨し合ってコロナ禍の厳しい状況でもポジティブに取り組めました。
自分は本当に人に恵まれてると感謝で一杯ですね。

元々自分は「知名度が高いホストではない」と思っていて、それでもひたすら目の前のお客様達に応える事だけに集中してたんです。
だからこそ余計な事を考えずに突っ走って、結果的に「上半期1位」の実績を作ることが出来ました。上半期1位を取った実感は身をもって感じてます。
今までは店のトラックで宣伝してもらう事は沢山ありましたが、上半期の成績に関しては「グループの顔」として片面にドカンと載ったことで 興味を持ってお店に来て下さるお客様が沢山いらっしゃいました。
「グルダンで1位のホストってどんな人なんだろう」という入りで「もっとクールな感じかと思ってたけど、話しやすくて楽しい!」と笑顔でお話して下さる方や 昔指名してくれていたお客様が「啓吾君こんなに有名になっててビックリ!元気かなと思って会いに来た!」と顔を見せてくれる事が増えました。
あとは、同業の方達から「おめでとうございます!」と言われ続けて「あー、1位なるって周りの人達からこんなに意識されることなんだ」と背筋が伸びましたね。




▼新型コロナ拡大についての思い▼

一番最初に思いつくのは「当たり前がどんなに幸せなことか」ですね。コロナで本当に自分を取り巻く状況がガラッと変わりました。
連日放送されているニュースで事の重大さはヒシヒシと伝わってきましたし、日常だった歌舞伎町の賑わいがパッタリと静まり返って「普通じゃない」と危機感を覚えましたよ。
不安が無かったと言ったら嘘にはなりますけど、不安ならそれを上回る努力をするだけだと思って、6月の緊急事態宣言解除後から行動しました。
感染対策を自主的に調べたり、他店がどうやって対策してるのかをSNSなどで細かくチェックしてみんなで情報のシェアに取り組みましたね。
自分を支えてくれているお客様達には飲んでる時から送り出しの時まで「マスクちゃんとして帰ってね」とこまめに気にかけてました。

今まで普通に飲んでた時を思うと、同伴やアフターも出来ない状況なので寂しい思いをさせてしまったなと歯がゆさもありました。
でもコロナは自分に関わる人達みんなの安全を脅かす存在なわけで、正直に「大切だから」と気持ちを話して、みんな納得して着いてきてくれてます。
最初でも言いましたけど「人に恵まれている感謝の想い」で一杯ですし、自分にやれることは何でもやっていきたいです。
いつコロナが収束するのかは自分も含めて世界のみんなが分からないですが、先々の未来を「不安」ってフィルターで見るんじゃなくて、「だったらこうすればいいか」っていう ポジティブな視点で「やれることをやっていく」これに尽きると思います。




▼次に目指す場所は▼

上半期1位を取ったからには、このまま年間1位の座も狙っていきます。プレッシャーは相当感じてますけど、それがあるからこそ今も努力し続けられてます。
ずっと体育会系の環境で育ってきましたからプレッシャーかかるのが逆に燃えてるかもです。こういうとドMなのかって思われますかね(笑)
あとは「CANDYを日本一のホストクラブにする」のは絶対達成したいです!



▼自分にとっての「ホスト」という職業とは▼

自分を「変えてくれた職業」ですね。
この業界って努力した分だけ結果として返ってくるものが大きくなる世界じゃないですか。分かりやすい半面課題もはっきりと見えてくる感じですかね。
僕はこれからもずっと「自分の努力次第で自分を変えられる」という気持ちでホストを続けていきます。

僕の姿を色んな人が見て「誰でも1番になれる可能性があるんだぞ」っていうのを証明していきたいですね。
そのためにも今日も元気にホストやってきます!



啓吾(ケイゴ)

歌舞伎町『CANDY』取締役
groupdandy2019年年間売上11位の活躍をみせ、今年上半期売上で1位を獲得。8月時点で売上1億円を突破。
グループ内だけでなく、歌舞伎町全体にその名を轟かせている。




▼編集後記▼

これまでのイベント取材や表彰式では「元気なお兄さん」という印象を持っていた啓吾取締役でしたが、その明るさの奥には「みんなへの感謝の気持ち」「努力を信じる力」という芯の強さがあることを取材を通して感じました。
2020年も残りあと2ヶ月。ここから更なる快進撃が予感され、啓吾取締役からまだまだ目が離せません!
ぜひ気になる方は「CANDY」へ足をお運び下さい。


取材・撮影:キノコ