


【夜ナビ】歌舞伎町『ショートケーキカンパニー』さんにインタビュー💫
夜の世界の最新トレンドや裏側をお届けする【夜ナビ】♡今回のテーマは、“甘さ”。「深夜の歌舞伎町で、“甘さ”に救われたことってありませんか?」
TikTokでの料理配信では、同時視聴100〜200人・累計視聴数2000人超えを記録するなど、注目を集める『Decent』の山田太郎さんがインタビュアーとして登場!
今回は、夜の街にそっと寄り添う“ショートケーキ専門店”の裏側をのぞいてきました。【ジャンル特化型配信ホスト】としての感性も交えながら、店長さんにたっぷりとお話を伺っていきます!

Q&A
1.このお店を始めようと思ったきっかけは何でしょうか?
『Decent』山田太郎:
僕は普段TikTok LIVEで料理配信をしているんですが、いずれ自分のお店を持ちたいなと思っていて…。こちらのお店を開こうと思われたきっかけは、どんなことだったんですか?
『ショートケーキカンパニー』様:
もともと歌舞伎町で仕事をしていたんですが、その頃、夜遅くまで働くのが好きで。ただ、疲れたときに立ち寄れるカフェやファミレスがほとんどなくて…。お酒を飲む場所はたくさんあるけれど、“お酒を飲まなくても楽しめる場所”が全然ないなと感じたんです。それで「夜に行けるカフェを作りたい」と思ったのがきっかけでした。
『Decent』山田太郎:
たしかに、歌舞伎町で“カフェ”ってあまりイメージなかったですね。でも、その中でも“ケーキ屋さん”を選ばれたのはどうしてなんですか?
『ショートケーキカンパニー』様:
今って“夜パフェ”がすごく流行ってて、定番になってるじゃないですか。でもパフェはすでに多くのお店がやっているので、それ以外で夜に食べたくなる甘いものって何だろう…と考えた時に、やっぱり“ケーキ”だなって。夜中に頑張った自分へのご褒美だったり、ちょっと嬉しいことがあった時にテンションが上がるもの。そんな特別感のある存在として、小さなホールケーキを思いついたんです。大きなホールケーキだと1人じゃ食べきれないし、余った分も困るので、“1人で楽しめるホールケーキ”にしようと決めました。疲れてる人や、頑張っている人のためのケーキ屋さんを目指しました。

『Decent』山田太郎:
ケーキって言うと、僕はつい三角形のイメージが浮かぶんですけど、ホールケーキにこだわった理由は何かあるんですか?
『ショートケーキカンパニー』様:
三角のケーキって、“誰かとシェアしたうちの一切れ”って感じがするじゃないですか。でもホールケーキなら、最初から最後まで全部自分のもの。それってちょっとした“大人の夢”だなと思って。特別な気持ちで食べられる、そんなケーキを届けたいと思ったんです。
『Decent』山田太郎:
その発想はなかったです!たしかに、夢が詰まってますね!
『ショートケーキカンパニー』様:
(笑)“誰かと分ける”んじゃなくて、“全部自分で独り占めできる”っていうのがポイントです♪
『Decent』山田太郎:
まさに“よくばりセット”ですね(笑)
2.実際、お客様はどんな方が多いですか?
『Decent』山田太郎:
実際、どんなお客様が多くいらっしゃるんですか?
『ショートケーキカンパニー』様:
これ、よく驚かれるんですけど、“普通のお客様”がすごく多いんです!歌舞伎町っぽいお客様はあまり来なくて…。オープン当初は、水商売の方も来てくれるのかなと思ってたんですけど、ほとんど来られないですね。一番多いのは、大学生やOLさん、推し活をされている方です。アクスタ(アクリルスタンド)を持ってきて、テーブルに飾ってケーキと一緒に写真を撮る方がすごく多いですね。あとは、サラリーマンの方や男性のお一人様など、本当に“日常の延長線”にいるような方たちが中心です。

『Decent』山田太郎:
ちなみに、どんな“推し活”をしている方が多いですか?
『ショートケーキカンパニー』様:
アニメ系もいれば、ジャニーズやK-POPなど、二次元・三次元問わず本当にいろんなジャンルの方が来られます。ぬいぐるみが好きな方や、ちいかわを連れてくる方もいますし。最近は、何かしら“推しグッズ”を持って楽しむのが、当たり前になってきてますよね。
『Decent』山田太郎:
お店の内装もすごく可愛いし、推しとケーキを一緒に並べて写真を撮ったら、“映え”ますもんね。それにOLさんとかは仕事終わりの時間帯にちょうど立ち寄りやすいですよね。普通のケーキ屋さんって、19時とか20時には閉まっちゃいますし。ちなみに、テイクアウトもされてるんですか?
『ショートケーキカンパニー』様:
はい、テイクアウトは今年の2月からスタートしました!1人用の小さなサイズは常時ご用意していますし、大きいサイズは3日前までのご予約でご対応しています。テイクアウトは、水商売の方が買いに来てくださることもありますよ。あと、お客様がコンカフェに行く前に手土産として買っていくケースも多いですね。
3.一番人気のケーキと、店長さんの“推しケーキ”は何ですか?
『Decent』山田太郎:
僕も料理配信をしていると、季節ごとのメニューのリクエストをいただいたりするんですが、この時期のオススメケーキや、人気のメニューって何かありますか?

『ショートケーキカンパニー』様:
当店では月替わりのケーキを1種類ずつご用意していて、例えば春は“ミモザ”、バレンタインの時期はチョコレート系、そして今(6月)は“アールグレイ”のケーキを出しています。この月替わりケーキを楽しみに、毎月通ってくださるお客様も多いですね。初めてご来店される方はやはり、定番のショートケーキからスタートされることが多いです。それで「おいしい!」と気に入ってくださって、そこから毎月通ってくださるようになる方も多いですよ。ところで、太郎さんの料理配信では、どんなリクエストが多いんですか?
『Decent』山田太郎:
けっこう幅広くリクエストをいただくんですけど、意外と和食のリクエストが多いんですよね。実はフレンチ系の配信って、他のホストさんたちもやっていて、元シェフだった方とかもいて、洋食はわりと充実してるんです。でも、“おばあちゃんの味っぽい”和食ってあまり見かけないので、「家庭っぽいの作って!」みたいなリクエストはよくもらいます(笑)
『ショートケーキカンパニー』様:
ぜひ今度、うちでケーキ作りに挑戦してみませんか?☆
『Decent』山田太郎:
えっ、本当ですか?やってみたいです!ちなみに、僕はスイーツの中ではショートケーキが一番好きなんですよ!
『ショートケーキカンパニー』様:
それはうれしいです〜!ショートケーキ推し、ありがとうございます!
4.夜の街でお店をやる上で、意識していることは何ですか?
『Decent』山田太郎:
僕も「夜を過ごす人たちに寄り添う」ことを、日々の活動の中で大切にしているんですが、店長さんがこのお店を運営する上で、特に意識されていることや、伝えたい想いってありますか?
『ショートケーキカンパニー』様:
「歌舞伎町で夜にカフェをやる」って言うと、多くの方が“どうせ大したことないでしょ”って思って来られるんです。つまり、期待値が最初から低いんですよね。だからこそ、私は“ギャップ”を大事にしています。たとえば外観から入店して、店内に入った瞬間に「えっ、意外と綺麗!」「ちゃんとしてる!」って思ってもらえるような、いい意味での裏切りを演出したいと思っていて。歌舞伎町にいながら、まるで表参道や原宿、青山あたりで過ごしているような気分になってもらえる。そういう空間を目指しています。歌舞伎町の人って、意外とそういうエリアにはわざわざ行かないじゃないですか?早起きして“朝活”するような文化もあまりないので、だったらこのお店でその感覚を味わえるようにしたい。だからこそ、“歌舞伎町っぽくないギャップ”を空間づくりのコンセプトにしています。

『Decent』山田太郎:
ちなみに、5月から金曜・土曜限定で深夜営業(18:00〜4:00/最終入店3:00)を始められたと伺ったんですが、営業スタイルなどに変化はあるんですか?
『ショートケーキカンパニー』様:
実は、以前から深夜営業をやりたかったんですけど、スタッフの終電の都合でなかなか難しかったんです。でも最近は、近隣に住んでくれるスタッフが増えたこともあって、ついにスタートすることができました。うちは2階と3階があるんですが、今のところは2階のカウンター席のみで深夜営業を行っています。3階の広いフロアを深夜まで埋めるのはまだハードルが高いので、まずは小規模から。実際、夜遊びをされる方って、終電を過ぎてもタクシーで帰る方が多いですよね。そうなると、22:30最終入店だと早すぎるなって思っていて。私自身も「今から行こう!」と思ったお店が閉まってた経験が何度もあるので、それなら自分たちが遅くまで開けたいなと。金曜・土曜の夜ならお客様が来てくれる可能性も高いと感じて、今は試験的に2階での深夜営業を始めています。最近では、ダンスショーパブのお姉さんたちが終演後に来てくれたり、Barの店長さんが営業後に立ち寄ってくれたりと、少しずつ手応えを感じています。
『Decent』山田太郎:
それはありがたいですね!僕たちも夜遅い時間に立ち寄りやすくなって嬉しいです。ちなみに、深夜帯でも予約は必要なんですか?
『ショートケーキカンパニー』様:
深夜は予約なしで大丈夫です!スイーツ男子って、1人で甘いものを食べに行くのに抵抗がある方も多いと思うんですけど、カウンター席なら気軽に立ち寄りやすいと思いますよ。
『Decent』山田太郎:
たしかに!アフターの時間帯にもぴったりだし、女性の方でも明るくて安心できる空間だから待ち合わせにも良さそうですね!

5.印象に残っているお客様やエピソードはありますか?
『Decent』山田太郎:
夜に甘い物を食べるのって、ちょっと心を解放する瞬間でもあると思うんですよね。これまでに、印象に残っている“ときめきエピソード”って何かありますか?
『ショートケーキカンパニー』様:
実は…店内でプロポーズされたお客様がいらっしゃったんです♡
『Decent』山田太郎:
えっ、すごい!!!それは感動的ですね!!!
『ショートケーキカンパニー』様:
ですよね!その方は、どこかのレストランで食事をされた後に、「次はケーキを食べに行こう」って感じでうちに来てくださったんです。でも予約時間を過ぎても来られなくて、「すみません、少し遅れます!」ってご連絡があって。結構遅れて来られたので、何かトラブルでもあったのかな…と心配してたんですが、到着された後にプロポーズされていて!「そういうことだったのか〜!」と、こちらまで感動しましたし、本当にうれしかったです♪
『Decent』山田太郎:
なかなかリアルタイムでプロポーズの瞬間を見ることってないですし、すごく素敵なエピソードですね!
『ショートケーキカンパニー』様:
しかもその後、X(旧Twitter)で「プロポーズ成功しました!」って店内の写真付きで投稿してくださって…。もう、めちゃくちゃ嬉しかったです!
『Decent』山田太郎:
本当に素敵ですね!店内が“映える空間”だからこそ、そういう特別な瞬間がより印象に残るんだと思います。
『ショートケーキカンパニー』様:
そうなんです。その方の人生の中で、一生忘れられない瞬間の場所として残るって思うと、本当に光栄です!
6.これからの夢や目標があれば教えてください!
『Decent』山田太郎:
僕は”料理配信でトップクラスに有名なホストになるのが夢”なんですが、『ショートケーキカンパニー』さんには、今後の夢や目標ってありますか?
『ショートケーキカンパニー』様:
私はケーキ屋さんをやっているんですけど、感覚としては“街づくり”をしているような気持ちなんです。歌舞伎町をもっと楽しく、魅力のある夜の歓楽街にしたいと思っていて、例えばスイーツショップが深夜営業どころか、24時間いつでも立ち寄れるようなお店が並ぶようになったら、すごく楽しい街になると思うんですよね。だからこそ、これからはケーキに限らず、いろんな形のスイーツショップを展開していきたいです。”夜の世界”としての歌舞伎町を盛り上げられる、そんな存在になれたら嬉しいなと思っています!
『Decent』山田太郎:
それ、めちゃくちゃ良いですね!今、原宿とかにもあるじゃないですか、“映えるスイーツの冷蔵自販機”みたいなやつ。ああいうのが歌舞伎町にあったら、僕らもすごく助かります(笑)正直、歌舞伎町でケーキ屋さんって使えるお店が2軒くらいしかないので、もしもっと可愛いケーキが買えるようになったら、姫様たちもすごく喜ぶと思います。…これはもう、僕の願望なんですけど(笑)
『ショートケーキカンパニー』様:
ありがとうございます(笑)実は、当店のケーキは“作りたて”にこだわっていて、使用しているのは希少なジャージー生クリームなんです。このクリームは、日本で取り扱っているのが『ショートケーキカンパニー』だけなのですが、その分、冷凍保存ができないという課題もありまして…。ただいま、そうした点も踏まえて新たな商品開発に取り組んでおりますので、今後の展開にもぜひご期待ください!
『Decent』山田太郎:
本日はお忙しいところ、取材のお時間をいただきありがとうございました!

◆ショートケーキカンパニー《ShortCakeCompany》
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-15-9
常盤ビル第二 3階
\歌舞伎町『Decent』/
山田太郎さん
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記事作成/A→★ 企画・プロモーション担当をしています。 撮影も担当しています。 |