(画像は【VALHALLA公式HP】より引用)
かつて圧倒的な歌唱力でヴィジュアル系シーンを揺らした一人のヴォーカリストがいた。
彼が選んだ次なるステージは、欲望と愛憎が渦巻く「ホストクラブ」の舞台。
今や指名が絶えない人気ホストとなった彼が、時を経て再びマイクを手にした。
傍らに立つのは彼を見出した組織のトップである社美緒会長、そして共に同じ店で働く彩波レイだ。
そこには夜の世界で磨き上げられた視点と、v系ヴォーカリストとしての意地、そして『VALHALLA』という強固な絆が生む洗練された激しく重たいサウンドがあった。
今や指名が絶えない人気ホストとなった彼が、時を経て再びマイクを手にした。
傍らに立つのは彼を見出した組織のトップである社美緒会長、そして共に同じ店で働く彩波レイだ。
そこには夜の世界で磨き上げられた視点と、v系ヴォーカリストとしての意地、そして『VALHALLA』という強固な絆が生む洗練された激しく重たいサウンドがあった。

ホスホススタッフまる(以下・まる)
初めにホスホスをご覧の方へ向けてKØUさんの自己紹介をお願いいたします!

KØU
『VALHALLA』のキャストでもあり、VALHALLAのヴォーカリストのKØUです。

まる
ホストをされていながら、バンドを結成することになったきっかけは何だったのでしょうか?

KØU
美緒さんの無茶ぶりです(笑)事前にふわっとは聞いていたんですが、趣味程度でやるんだろうなと思ってて。まさかライブしたりCDリリースするほどガチにやるとは思ってなかったので、最初は面食らいましたね。でも、話をするにつれて美緒さんの本気度っていうのがかなり伝わってきて。そこまで言うのであれば、こっちもプロとして結果出さないとな…と覚悟を決めました。
(画像は【VALHALLA公式X】より引用)

まる
昨年末にワンマンライブも実施されたということですが、会場の盛り上がりはいかがでしたか?

KØU
そうですね、結構みんな盛り上がってついてきてくれました。でも、バンドにとってはまだ通過点でしかないので。本番はここからです。

まる
始動して間もないのに、かなりの動員数だったそうですね。有名バンドマンの力量を感じます。ホストをする前の簡単な経歴をお伺いしてもよろしいでしょうか?

KØU
23歳くらいからヴィジュアル系の世界に入って、そこからずっと音楽をやっています。L'Arc〜en〜Cielさんと同じ事務所で4年半くらい、CLØWDというバンドで活動していました。
(画像はSPICEより引用)

まる
大手事務所に所属されていたんですね。今のメンバー(KØUさん、彩波レイさん、美緒さん)でバンドを組むと聞いたときの率直な感想はいかがでしたか?

KØU
美緒さんがギター持ってステージに立つのが初めてだったので、「大丈夫かな?」っていう不安はありました。そこから、ステージに慣れるために何回もシークレットライブを重ねて。正直、自分の見せ方をどうこうしたいってよりも会長のサポートにつきっきりでした。

まる
ライブなどの音楽活動の中で、美緒さんやレイさんのホストっぽくない一面もKØUさんは見られてきたのかなと思いますが、いかがでしょうか?

KØU
どっちもメンヘラです。僕も美緒さんのYouTubeとか拝見させていただいて、すごい強い人みたいに思っていたんですけど。バンドマンとして見ると意外と…。
普段のホストの子にバーッて意見を言うような強気な美緒さんはいなくて。美緒さんからも、「ホストクラブの中では俺は会長って立場だけど、バンドマンとしてはKØUやレイに教わる立場だから、気にせずミスったら注意してくれ」と言われて。それからはリハーサルのたびに僕のプロ意識が発動して…冗談です、みんなで仲良く練習してました。
普段のホストの子にバーッて意見を言うような強気な美緒さんはいなくて。美緒さんからも、「ホストクラブの中では俺は会長って立場だけど、バンドマンとしてはKØUやレイに教わる立場だから、気にせずミスったら注意してくれ」と言われて。それからはリハーサルのたびに僕のプロ意識が発動して…冗談です、みんなで仲良く練習してました。
(画像は【VALHALLA公式X】より引用)

まる
普段のホストクラブでの威厳ある雰囲気とはまた違った姿を見ることができるわけですね。

KØU
もう本当にお金を持った子供って感じです。ギターのテクニックはさておき、衣装だけは一丁前(笑)。

まる
仲良く活動されているようで何よりです。曲の制作はご自身でされているのでしょうか?

KØU
基本的にメインは僕がやってます。美緒さんも今作詞作曲を修行中なんですが、僕はもう慣れてるので。ワンマンに向けて、1ヶ月で4、5曲とか作ったりしてます。VALHALLAのメインコンポーザーですね。

まる
楽曲制作もしつつ、レコーディングやライブ活動となると、結構なハードスケジュールではないですか?

KØU
そうですね。なのでホストの方に全然出勤できてなくて。ちゃんと出勤はしたいんですけどね。バンドとホストのバランスがなかなか難しいです。

まる
お忙しい中で作曲されてるんですね。曲を作る際に大切にされてることはありますか?

KØU
うーん…普段思ってることを書いてるだけですね。VALHALLA冒頭の「壊れそうな夜切り裂いて」とかは、頭に残る曲を作ろうとパッと浮かんできたものなんです。とりあえず中二病満載にしちゃおう、みたいな(笑)。とにかく刺さる曲、脳に残る歌詞とメロディを作ろうと思ってあの曲を書きました。

KØU
最近の音楽業界って、歌詞の意味わからなくても頭に残ればいいだけなので。一旦そこにフォーカスを当てて作ってみたって感じです。意味のある歌詞っていうのは、例えば5分の曲だとしたらそのうちの1分くらいでいいんです。むしろ、言葉全部に意味を持たせようとしてしまうと、逆に説教くさい歌詞になってしまったりするので。あれもこれも入れたいワードを詰め込んでしまうと、結局伝えたいことがぼやけてしまって頭に残らないんです。

まる
伝えたいことを入れすぎるのも良くないんですね。

KØU
ワケ分からなくなっちゃいますね。1行2行で伝えたいことをパンと入れて、後は耳ざわりがいいとか歌いやすいとかの方向で形を作っていきます。

まる
意外かつ貴重な情報です。そうして作られたこのVALHALLAという曲ですが、具体的にどの層に刺さるようにイメージされたのでしょうか?

KØU
とにかく平成ですね。やっぱりヴィジュアル系全盛期が平成のど真ん中だったし、僕自身もヴィジュアル系を好きになった世代がそのあたりだったので。そこらへんの曲調だったり色とかを足そうと思って、ああいう感じになりました。ヴィジュアル系のファンのことを“バンギャルちゃん”って言うんですけど、その子たちが一番輝いてる時期が平成だったと思うんですよね。今の令和っていうよりは。なのでそこらへんに刺していくっていうのを自分の中では考えていました。

まる
平成はヴィジュアル系全盛期でしたね。令和になるにつれて、少なくなってきてしまった寂しさがあります。

KØU
多分、この曲もヴィジュアル系に興味ない人が聴いたらどういうこっちゃ?何だこの歌詞?ってなると思うんですよ。でも、馬鹿にされてもいいんです。馬鹿にして笑ってる時点で、曲が頭に残ってくれたわけですから。

まる
ちなみに「この曲のこのフレーズだけは絶対に聴いてほしい」という部分はありますか?

KØU
ギターソロ後に1行2行、ある歌詞があるんですけど、その歌詞が前のバンドである「CLØWD」の一番最初に作った曲「wake up」の歌詞なんですよ。今は配信とかされていなくて、CDでしか出てないんですけど。その歌詞をこっそり、というか無理やりねじ込んでます。なので、一番初期の頃から知ってくれてる子たちが歓喜してくれる曲かなと。

まる
(探してみたところ、“目覚めたその時から眠るまで あの掲げた想いは消え 未だ行方知れず”の部分でした)

まる
ほかにも、曲の中に隠しポイントみたいなものはありますか?

KØU
そうですね…実は歌詞の中に、従業員のイメージが入ってます。歌詞カード見ないとわからないちょっとした仕掛けなんですが。

まる
あら。ちなみに誰さんでしょうか?

KØU

まる
主要メンバーですね。細部にもこだわって作られたのが伝わってきます。ちなみに、憧れのアーティストさんはいらっしゃいますか?

KØU
僕は圧倒的にHYDEさんですね。きっかけはシドの明希さんが僕らのライブを見に来てくれて、「良かったら僕らの事務所来なよ」って誘っていただいて。それでまさかL'Arc〜en〜Cielさんと同じ事務所に入れるとは思わなくて…夢は叶うんだなって。

まる
なるほど、すごい経歴をお持ちですね。プロの方にこんなことを聞くのは失礼かと思うのですが…歌が上手になるコツとかってあったりしますか?

KØU
これは結構聞かれるんですけど、とにかく自分の歌声を聴くことですね。それが一番早いです。カラオケとかでもいいですし、自分の歌ってる声をひたすら聴き続ける。最初はめちゃくちゃ嫌悪感あると思うんですよ。自分の声質だったり、歌下手だなーとか思ったり。それで絶対聴くの辞めちゃうんですけど、そこで辞めずに「気持ち悪いな」と思いつつもちゃんと聴いて、何がダメなのかっていうのをひたすら勉強します。そうすれば、どんだけ音痴な人でも絶対に歌が上手くなっていきます。

まる
ストイックですね。ちなみに喉のケアとかで特別に意識していることはありますか?

KØU
お茶系は絶対に飲まないです。あれって喉の粘膜とか流しすぎちゃうんですよ。夏だったら冷房、冬だったら暖房で乾燥しすぎちゃって、喉が壊れやすくなっちゃうんですね。お酒のイメージがあるかもしれないんですが、お酒では実は喉って壊れにくいんですよ。どっちかていうとお酒でテンション上がって、大きい声で喋り続けちゃうから、喉が壊れるだけであって。しかもBGMも大きいので、声を張り上げちゃうと結構危ないですね。

まる
緑茶やウーロン茶なども軒並みダメなんですね。けっこう制限される気がします。

KØU
そうですね。VALHALLA自体ができたてほやほやのバンドなので、僕が引っ張っていかないと、っていうのは常に感じています。結局ヴォーカリスト次第なんで、バンドって。美緒さんはギター頑張ってください♬って感じです。

まる
ありがとうございます。ヴォーカリストとしての熱い想いとバンドへのひたむきさが伝わってきました!最後に、ホスホスを見ている方にメッセージをお願いします。

KØU
とりあえず、俺、怖くないですよって(笑)。怖そうなイメージを持たれてるらしいのと、なんか「売れてそう」「お客さんたくさんいそう」みたいなイメージを持たれることが多いんですが、実はあんまりそんなことはなくて。バンドがあるので絶対に変な煽り方とか、飲ませ方はバンドとしてもホストとしても出来ないわけです。なのでこのご時世、安心安全なホストでもあります。今年はバンドもホストもしっかり結果を出していきたいですね。そんな感じです。

まる
ありがとうございました!
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